浜松市の新興住宅地に建つ、２階建て住宅です。東西方向に広がる緩やかな勾配屋根を持つ白いヴォリュームと、その反対の勾配を持つ黒のヴォリュームが対比的な外観を構成。白鍵と黒鍵から形成されるピアノをイメージしています。

敷地は東下がりの高低差1.5m程の斜面地です。その斜面地の高低差を活用して、鉄筋コンクリート造（RC造）のビルトインガレージの上に、建物のメインである白いヴォリュームを配置しています。中庭を中心にコの字を描く建物は、白いヴォリュームの中には居室空間が配し、黒のヴォリュームの中には玄関や階段などの移動空間を配しています。